
先週ですが、お客さんがこんなハガキを持って来ました。
『こんなの来たけどどうしたら良いんでしょうか?』
この人のバイクはZZR1100(D)
昨年車検を通したバイクです。
確かに排気音は静かではありません、でも持ち込み検査で車検を問題無く通りました。 音もそんなレベルです。
『どこか身に憶えはあるの?』
という問いに、『バッテリが上がっていたのでレスキューでジャンパーしてもらって、しばらく高回転で回していたことが・・』
という彼。
場所は路上だったそうで、多分その時に『うるさい!』と思われたのでは? とのこと。
しかし、近接排気騒音過大って、計ってもいないのに良く言ったもんです。
お役所は苦情が出たら無視するわけにはいかないのでこのようなハガキを出したのでしょうが、
なんとも、やってられない世の中になりつつあるような、悲しい気持ちになりました。
誰がこうしているんでしょうかねぇ?
今日ですが、ZZR1400の新車を検査に持って行きました。
10月から平成19年度の排ガス規制が開始されました。
平成11年度の規制よりも更に厳しい規制です。
試しにH19の規制値のまま排ガス測定をしてみたら見事に X になりました。
社会をあげて地球温暖化に警鐘を鳴らし、Co2削減を盛んに謳いながらも毎年毎年最高益を更新している
超大手四輪メーカーといい、明らかに熱効率の良いディーゼルを規制して、大排気量のガソリンエンジン
搭載の高級車がバンバン売れている状況といい、矛盾を感じます。
排ガスがきれいだとCo2の排出量が少ないとでも思ってるんでしょうかね?
バイクだってドンドン大排気量、高出力化してるし・・・とても矛盾を感じます。
古い映画で、支配層に追われて地下に潜ったレジスタンスが、時を経て地上へ出てきたら、
【クソ!】 という言葉一つに周囲が大慌てをするような、一見上品できれいな理想世界に変っていて、ごく一部の支配層
が自分たちに都合の良い規律と倫理を庶民に守らせている・ 格差社会の果ての世界になっていた。
そんなお話がありましたが、ちょっと似たような事になっていっているような、そんな気になりました。
そんな妄想を膨らませるような事ではないと思いますが、バイクに乗っているあなたを見る社会の眼は確実に変化しています。
自分も音の大きいバイクには眉をしかめます。
周りがみんなそうだった一昔前とは大違いです。
気をつけましょうね〜。