今年で16回目を迎えるミッドナイトツーリング

目的地はビーナスライン、美ヶ原展望台。
それまで乗鞍頂上だった目的地を3年前からここに変更しました。

当初、深夜0時ちょうどに出発し、ご来光を拝んで名古屋へトンボ帰り、暑くなってくる頃には閉店状態のお店の中でゴロゴロと仮眠。
ほとんど寝ずに400キロの夜道を走り抜ける、緊張とスリルに溢れる非常にデンジャラスなツーリングでした。

目的地が変わった3年前あたりからはそんなミッドナイトツーリングも変わり始めました。
距離が遠くなった分、それと参加者自身も歳をとった分^^;
のんびりペースで走るために夜明けの時間に間に合わなくなり、出発時間は自然とフリーになりました。

でも、真夏の夜道をバイクでひた走り、肌で感じる夜風は10代の、バイクに乗るのが楽しくてしょうがなかったあの頃の感覚を思い出させてくれます。
     
                                                                   
  ミッドナイトは基本的に一人のツーリング。
最初、一緒に走っていたみんなも、トイレや休憩のタイミング、走りのペースでそのうちバラバラになり、途中のコンビニやGSで追いついたり抜かれたり、そしてまた一緒に走ったり・・・

最初の頃、出発前に参加者全員に言っていた事がありました。
『ミッドナイトは自分が走りたいから行くツーリング・ 遅れたからといって待つことも何もしません。各自、自分のペースで、他に流されず、絶対に事故らずに目的地まで来てください、一人じゃありません・みんな同じ夜道を走ってますから安心してください。』と。
       
                                                                   
 

私は午後8時頃、クロちゃん、Kクンと一緒に出発。

昨年はR156→R158経由で行ったけど、今年は素直にR19を淡々と走ることに・

後発組みはそれより約1時間送れて出発。
夕食も何も食べずに出発したために途中でお腹が減って減って・・・
でも、中津川過ぎの道の駅『賤母』の手前まで我慢しました。

道の駅『賤母(しずも)』の手前右側に、トラックがいっぱい止まっている『キッチン はんず』というところがあります。そこの食事はいつもできたてで、とっても美味しいのです!
営業時間も解らないので開いているかどうか不安でしたがとりあえずそこまではがんばろうと・・・・しかし・残念でした。 どうも日曜定休らしいです。(以前はやってたのに・) 仕方なく?すぐ横のラーメン屋さんに入りました。

あまり期待せずに入ったラーメン屋さんでしたが、美味しかったです!
次は是非『岩海苔ラーメン』を食べたいもんです。^^

その後、一緒にラーメンを食べたクロちゃんが『先行っとくねぇ〜』と先発、Kクンは食事済みだったのでそれより先に出発。
一人だけタバコを吸う私は最後にラーメン屋さんを出発。
次の合流点、道の駅『大桑』までの間、一人でのんびりと夜走り。名古屋を出るときはそれこそうだるような暑さだったのに木曽路は気温20度前後。
出発時にはTシャツ+モトクロジャージだったのにすでにウィンタージャケット着てしまいました。
しかし、前日〜当日の天気予報だと、間違いなく雨に降られると思っていたのですが、一番可能性の高かった恵那、中津川周辺でも雨の気配は全く無く、ラーメンを食べ終わって空を見てみると、満天の星空でした。

その後、道の駅『大桑』でクロちゃん、Kクンと合流、その先ビーナスまでずっと一緒。

R19号をひた走り、諏訪市外のコンビニでビールとおつまみを買い込んで、ビーナスラインへと向かいます。
昨年、一昨年と夜のビーナスを走っていて毎回必ずお出迎えをしてくれる『鹿』
今年も例にもれずちゃんとお出迎えをしてくれました。しかも今年はたくさんで^^
残念ながら・・・・いつもの事ながら・・・・画像が無くて(撮ってなくて)絵入りで説明できないのが残念ですが、 突然ヘッドライトに照らされて、ポカンとしているその時にカメラを出す・までは良いんですが、電源入れて、あーだこーだやってる内に鹿サンはどっかへと走っていってしまいます。
来年は車載ビデオを乗っけて走ろうと思います(^^)。

         
                                                                   
   

美ヶ原到着 am2:00
毎回ミッドナイトツーリングの時にはハイエースで物資輸送?コーヒーサービスで先行してくれるAKOちゃんが今回も来てくれました。
出発前にお店に寄ってくれたのでイージーアップテントも持って行ってもらいました。
ミッドナイト初、屋根付き仮眠スペース!
途中木曽福島あたりで18℃だった気温は、標高約2,000mの美ヶ原では16℃。 やはり寒いです。

わたくしは・今回ツーリングテントを持参しました^^

         
                               

毎年毎年、どこかで雨に遭うか、雨後の濡れた路面を走る事の多いミッドナイトツーリング。
なんと今年は完璧なドライ! オマケに必ず霧に覆われている美ヶ原も満天の星空!
到着時は少し風もあって寒かったのですが徐々に風も止まり、最高の夜明けが拝めそうな気配に・

到着してすぐに『乾杯!』を済ませ、後発隊が到着するまでの間ちょっとでも寝ようと各自、シュラフ、テント、車の中へと入り仮眠をとることに・
しかし、ほとんど仮眠なんてできませんでした。
後発隊は3時半頃には到着。その後はいつものミッドナイト同様、夜が明けるまでの間ウロウロしたり寝っころがったりと空が明るくなるのを待ちつづけます。

そんな時、南西の空に異常に明るい動く星を見つけました。
たぶん、間違いなく・・・スペースシャトルだと思います。かなりの速度で南の空を西から東へと飛んで行きました。

                                 

午前4時過ぎ、東の空が明るくなり始めました。
眠気もピークに達する頃です。

辺りには鳥の声が響き始め、耳元にはブーン・ブーン・とアブの羽音がし始めます。写真を撮ろうとちょっと草むらに近づくと、ブヨもいっぱい寄ってきます。

どこからか、三脚を持ったオジサンも現れました。

数時間前に飲んだビールの酔いも覚めはじめ、寝てもいないのに頭と身体も朝の気配で目覚め始めます。


さぁ、これから家に帰り着くまでは『気』で自分をコントロールしないといけません
『楽し〜い!』・『走りた〜い!』そんな『気』が充満していると眠気は来ません
年々、そんな『気』が小さくなってきてます! イカンイカン・・!

 
                                 
    
夜が明けました。
先日までの予報は大外れ。この時点まで全く雨の気配の無い快晴。 ミッドナイトツーリング初の好天に恵まれました。雲海もきれいです。
             
              
                                 
       
                                 
             
                                 
    まるで秋のような、スカっと抜けた青空の下、集合写真を撮影して帰路につきます。
                                 
               
        

      

朝日の中、一路霧ケ峰駐車場へ・
                                 
   

いつもの通り、霧ケ峰駐車場でしばしマッタリした後、各自その後の帰宅ルートを検索し、この時点で『お疲れ様ぁ〜』の人もいます。
でも、今年はみなさんご一緒のルートでした。

いつも通り、諏訪湖からR152を通り杖突峠経由で帰るルートです。
今回、いつもと違う道を通って諏訪湖まで降りました、『池のくるみ』という所を通るルートなんですが、これがなかなか効率的なルートです。
混みあった白樺湖を経由して下ることを思うと半分以下の距離、時間で諏訪まで降りることができます。
霧ケ峰駐車場から右へ出て県道40号で下りるよりもずっと早くて道も空いてます。

一部、諏訪大社経由グループもいましたが、その他は遠野を過ぎ、道の駅『南アルプス村長谷』で焼きたてのクロワッサンで朝食をとり、遠野から伊那市へ抜けて、間違いの無い!?『梅庵』で蕎麦を食べて、その後は高速、下道それぞれのルートで帰宅することになりました。

       
                                                                 
                             
 
出発が早朝だったために、伊那市内で道を間違えても梅庵へは開店の11時前に到着。

『待たせてください』と声をかけ、お庭でワンコの相手。

当然一番乗りでの入店でしたが、注文したお蕎麦が出てくる頃にはほぼ他の席も埋まってしまっていました。

相変わらず人気の蕎麦屋さんです。

ここへ来る度に目が行ってしまうのが納屋の軒下に置かれているバイク。
乗ってるのかなぁ・・・誰が乗ってんだろ・・・
こんな所に住んでバイクに乗れるなんて最高なのになぁ〜・
きっと蕎麦屋が忙しくて、バイクいじってる時間なんて無いんだろうな・・・
もったいないなぁ・・・・と余計な事を思ってしまいます。
   

朝食からほぼ2時間と空けずに昼食になる蕎麦を食べ、後は名古屋へ帰るのみ。
ほとんど寝てなくて、お腹は満腹。もう眠くなる条件がバッチリ揃いました。
例年ならこの先、強烈な暑さと眠気との戦いになるのですが、今年は違いました。
朝のうち、秋かと思えるほど爽やかな空気の中を快走してきたのですが、梅庵を出る頃には駒ケ岳に怪しい雲がかかり始めていました。
天気予報だと午後からの降水確率が急増です。

下道か高速道路か・・迷いましたが、私は駒ヶ根ICから高速道路で行くことに決めました。
EMAさん、Kクンも一緒です。

高速道路に入って、まず最初のSA、駒ヶ根S.A.。まだ走り始めたばかりで、3人とも止まらずに通過!
単調(当たり前!)な道を100キロ前後で淡々と走っていると・・・やはり来ました・強烈な眠気。
次の停車ポイントは座光寺PA.『ムムムム・・・まだまだ・・・』何とか頑張れると思って通過。 でもバックミラーを見ると・黄色いZ1RがスーっとPAに入っていきました。 EMAさんたまらずにピットイン!

私とKクンはまだ走りつづけます。
そして、恵那山トンネル手前の阿知PA。ついに眠気に負けてピットイン。
コーヒー飲んで、タバコを吸って、しばらくマッタリ。
Kクンはガスを補給して先に出発です、 黄色いZ1Rも通過していきました。
んじゃ、オレも・とヘルメットをかぶりシールドを下げた時・ついに来ました。
ポツリ・ポツリ・と雨粒です。
でも、ほとんど雨とは呼べない程度の飛ばされてきた水滴程度だったのでそのまま出発しました。

この時、『飛ばされてきた水滴』に気付くべきでした。
阿知PAを出てすぐに大きく右へとカーブします、恵那山が正面に見え始めます、水滴を飛ばしている正体が見えました。
恵那山の右半分が雨で真っ白になっています、山が見えないほどの降りです。
何となく、道路の向きと雨の場所がずれているので『すぐにトンネルだし大丈夫でしょ!?』と思って走っていると、道はどんどんと右の方へ曲がって行き、真っ白な雨のカーテンへ向かってまっしぐら!
8Kmの恵那山トンネルの手前、網掛トンネルへと突入し、トンネル内の電光掲示板に『出口雨、走行注意』の警告が出ています。
トンネルの出口が近づいて外の様子が見えてきました。  真っ白!でした。
走っている4輪がみんなブレーキをかけています。

ま・まずい!雨の用意なんて何にもしていない!
携帯なんて、ウェストバッグの正面だし・デジカメだってタンクバッグの一番上だし・・・・
停まるわけにもいかないので、これでもか・とタンクバッグの上に突っ伏して、次の恵那山トンネルまでの約1Kちょいをスロットル開けまくりで爆走しました。
Tシャツとジャージの上に当たる雨粒のデカイことデカイこと・・・まるでサバイバルゲームでBB弾の集中砲火を浴びているような痛みが肩と手を襲いました。

やっと恵那山トンネルに突入し、雨から逃れ、8Kmの雨宿りの間に携帯とデジカメをタンクバッグの一番下のポケットへと避難させ、濡れて肌に張り付く上着をパタパタさせて少しでも水気を切りながら長いトンネルを走ります。途中、左斜線を走るKクンを抜き去りました。

恵那山トンネルの中の電光掲示板にも『雨・走行注意』の表示。あぁ、やっぱりね〜・・・
でも、出てみたら、さっきの集中豪雨が通過した後のようで、路面を流れる水はあるものの上から降ってくる雨は少なめです。

行く先は空も明るくなっていたのでそのままかっ飛びモードで恵那SAへ。途中のPAでチラっと黄色のバイクが見えましたが、恵那SAで着替えをしているとEMAさんが追いついてきました。
恵那方面の空も真っ黒になっていたためにカッパも着てEMAさんと一緒に出発。
案の定、恵那近辺では雷と一緒にとんでもない雨粒の集中砲火を浴びました、カッパを着ていても痛くて痛くて、『アザできてんぢゃないの!?』と思うくらいでした。

その後パラパラと降り続く雨の中、一宮ICまで一緒に走り、お店へ到着したのが3時半過ぎ。
雨には遭いましたが、この季節にカッパを着ていても暑くなかったのは助かりました。
雨のおかげで、例年の暑さも、眠気も吹っ飛んだ高速走行でした。

   
  走行距離:550Km  Wの平均燃費:26.6Km/L